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凝縮された世界をつくる 情景師アラーキー コラボレーション動画「up!-size」公開記念インタビュー

”情景師アラーキー”こと荒木さとしさん。驚くほどリアルでストーリー性に富んだジオラマ作品の数々で、現在、世界中の関心を集めている人物です。今回、up!とのコラボレーション映像が発表されるにあたり、荒木さんの原点やジオラマの制作秘話、小さいものへの視線、クルマに対する思いなど、様々なお話をうかがいました。

Interview movie

情景師アラーキー / 荒木さとし

1969年東京生まれ。家電メーカーにて家電製品のデザイナーをしながら、ジオラマ作家としての活動を続け、2015年にプロとして独立。得意とする表現はアニメ作品から昭和ノスタルジーまでマルチジャンル。CM撮影用のジオラマ、福島震災復興ジオラマ、展示会用のアニメ作品の立体化などの製作、全国各地でのジオラマ作品個展開催、アミューズメントパークのジオラマのアドバイザーなど。執筆書「凄い!ジオラマ」,「作る!超リアルなジオラマ」

Chapter 1 妄想がエネルギー!荒木流"スーパーリアリズム"

"情景師アラーキー"の作品の特徴を教えてください。

そうですね、ジオラマ作家というと得意分野があることが多いですが、僕の場合は昭和のノスタルジーからアニメの世界まで、ありとあらゆる世界を作るというのが特徴です。

中でも、そこに人の気配とか、においとか、生活の痕跡を細かく再現する"スーパーリアリズム"みたいな感じの作風が特徴ですね。

どの作品を見ても、着想のユニークさや世界観の豊かさに圧倒されます。

僕が作るのは「どこかに実在していそうなにおいが漂いつつ、実はどこにも無い」という世界。

それを構築するにあたり一番のエネルギーになるのは、"妄想"だと思うんですよ。小さい時から映画や本を楽しむ中で、それを解釈し、さらに構築して物語を紡ぎ出す、妄想するのがすごく好きだったんですね。

その世界を立体にしていつまでも眺めていたくて。それがきっかけであり、作風なのかなと思っています。

Chapter 2 町をつくって火をつける!?"情景師"の原点がスゴい。

具体的にジオラマの世界に入るきっかけとなった体験について教えてください。

僕が生まれたのは1969年、昭和44年。物心ついた頃は特撮映画、特撮ドラマの全盛期で。

それで「特撮遊び」をするわけです。庭に町を作って、思いっきり水を流したり、火をつけたり、テレビの世界を実際に再現してみる。親に怒られそうなものですが、私の両親はなるべく積極的にやらせてくれましたね。それが最初のきっかけじゃないかと思います。

さらに、ジオラマに直結する"凝縮された世界"を最初に体験したのは、母親が教えてくれた「箱庭遊び」です。

歴史的な背景としては、平安時代、貴族がお盆に砂を撒いて、植物を置いたりして「盆景」として楽しみながら酒を飲んだり歌を詠んだり……というのが箱庭遊びなんですけれども。

私の場合は、お菓子の缶のフタに庭の土を並べて、苔や岩を置いて、当時集めていたミニカーを並べて。それを低い視線で見てみると、まるで本物のような風景が現れる。それが多分、ジオラマ作りの原点ですね。

Chapter 3 人はなぜ"小さなもの"を愛するのだろうか?

なるほど「凝縮された世界」。そういった小さくて緻密なものに人が引き込まれるのは何故なのでしょうか。

日常のありとあらゆるものを小さく再現して、手元に置いておきたい、いつまでも眺めておきたい、というのが一番顕著なのが日本人ではないかと思うんですね。

たとえば、こんなに緑が豊かな環境に住んでいながら、わざわざすごく凝縮した「盆栽」を愛でる文化。自分の掌に収まるような形で、掌握したい、所有したいというか。

それと、緻密なものがギュっと凝縮されていると、思わず視点がそちらに行ってしまう。白目から黒目の中に入ってきて「わっ!」って思うような瞬間。今まで興味がなかったモノでも、急に興味の視点が向く。それが小さいものに対する日本人の愛でかた、興味の湧き方なのかなと思います。

小さい世界に、広がりを持たせるために重要な工夫はありますか?

モノが持っている特徴がありますよね。例えば石だったり木だったり鉄だったり。

それが小さく凝縮されていると、見た人が驚きの次に考えるのは「どうやって作ったのかな?」ということだと思います。

それに対して「鉄に見えるけれど実はプラスチックなんです」という、真逆の素材の"WOW感"。そして「ビニール袋はそのままビニール袋で再現すると一番リアルですよ」という"そのまま感"。この2つが混在するのが、リアルに凝縮された世界を生み出す1つのキーワードだと思います。

趣味で集めた「小さい」フィギュア達。

Chapter 4 シャツの型紙を破いたら…生活はヒントでいっぱいだ!

たしかに、日用品など「まさか!」と思うような素材を使われることも多いですね。

生活の中にあふれている事象やモノが、何かしら回り回ってジオラマに変換されるというのがジオラマ作りの醍醐味なんですよね。

たとえば陸揚げされて長い間風にさらされ朽ちてしまった船を作ったんですが、朽ちた木の表面がペリペリめくれ上がる様子をどう再現しようかなと。残念ながら古い木は、本物の木ではなかなか再現しづらいんです。

そこでワイシャツを買うと中に入っている型紙、あれをたまたま破って捨てたとき、断面がミルフィーユ状に裂けることを発見して「あ、これを使って古い木の再現をすればいいんだ!」と。

皆さん驚かれるんですが、紙は木の繊維で作られているから、実は原点としては一緒です。木を砕いて紙にした、その紙を使って木を再現した、と。

素材が原点帰りした面白さもあるし、みんな日常で紙を裂いたときの感じに合点が行く。そのギャップ感が面白いというか、驚きになるんじゃないかなと思いました。

金属のように見えるが、
実は素材はプラスチック。

ワイシャツの型紙からヒントを得て、劣化した木の表面を再現。

ここで多くの作品が生み出されている。

「何でできているのかな?」と考えながら見るのも、ジオラマを楽しむポイントなんですね

人は知りたくなる。知ると膝を叩く。そして知ったことを誰かに教えたくなる、という循環。作り手である私と、見てくれる方々がお互いにセッションしているような感じですかね。そのコミュニケーションが、小さくて凝縮された世界を楽しむやり方なんじゃないのかなと。

Chapter 5 SNSは最高の舞台ミニチュア撮影のキモ、教えます。

コミュニケーションといえば、荒木さんの作品はSNS上でも国内外を問わず大人気ですね。

僕がプロとして独立したのは、Twitterで「あまりにもリアルすぎるジオラマ」として作品が話題になったのがきっかけだったんです。

最近は"インスタ映えする"みたいな言い方がありますが、「本物みたいでしょ?実はジオラマなんだよ!」というギャップを写真でアピールするという意味では、InstagramとかTwitterはジオラマにすごく合っているんですよ。

僕は作品を提供して、撮る側、見る側の人がいて。うまい具合にコラボレーションができています。

ミニチュアやジオラマを上手に撮るためのポイントがあったら教えてください!

人間の視点というか「目の高さ」が一番重要です。
最近はドローン撮影など上からの映像も多いですが、やはり人間のスケールで見た世界というのが一番リアル。撮影するときには

カメラを低くして。このスケールの人間はこれくらいの大きさだから目の位置はここ、だからカメラはこのあたり……という意味合いでカメラ位置を調節すること。

あとはスマートフォンに採用されているレンズは小さいので画像がちょっと歪むんですが、それでうまい具合にパースがついてリアリティーのある世界になる。工夫をすると、まるでジオラマの中に入ったような写真を撮影できますよ。

Chapter 6 クルマは単なる物質じゃない。時代を演じる“家族”のようなもの。

話は変わって、作品のモチーフとしてよくクルマが登場しますね。荒木さんはクルマがお好きなんですか?

クルマ好きですね!実はクルマって一番、文明とか、人の生活とか、時代背景に直結しているものなんです。

たとえば懐かしいクルマ、未来感のあるクルマ、働いている人が乗るクルマ、戦争に使われたクルマ。ジオラマにクルマが登場することで時代背景が見えてきます。

もう1つ、クルマという存在は「家族」に例えられると思うんです。 たとえば、結婚前は少しヤンチャなクルマ、結婚後はファミリーカー、子供が出て行った後は乗りやすいクルマになって……というふうに、自分の生活と密着している。

なので、ジオラマにクルマが出てくるということは、単に"クルマ"という物質が出ているのではなく、時代背景の中に家族が出てきて演技をしているみたいな感じ。クルマは僕の中では紡いでいきたい物語であり、一番共感が得られやすいキーワードなんじゃないかと思います。

今回はフォルクスワーゲンとのコラボレーションですが、同社のクルマについてはいかがでしょうか?

ゴルフを所有していました。なんで選んだかというと、フォルクスワーゲンがずっとブランドとして確立していた"質実剛健"、"シンプルで使いやすい"、それが再現されているクルマだなと思ったんですね。

スタイリッシュさだとかブランド性だとかもあるんですが、実際に試乗して、つくりを確認してみたりして「あ、これなら信頼がおけるな」と感じたのが、一番の決め手でしたね。

Chapter 7 元デザイナー、現ジオラマ作家。up!をどう見るのか?

今回の作品はup!とコラボレーション。大手電機メーカーのデザイナーとして活躍していた荒木さんの目には、up!のデザインはどのように映りましたか?

非常にモダンでスポーティーな感じがしたので、友達と一緒にお店に見に行ったことがあります。予想以上に小さくて「フォルクスワーゲン、こんな小さいのを出すんだ」と思ったんですが、居住性だとかデザイン性が非常に"人間寄り"。よく考えられていて。

私は家電製品のデザイナーで別分野ではありますが、やはり、つくりだとか、部品の嵌合性とか、色合いとか、そういう部分を見て、よくできているという印象を受けましたね。

それでは、ジオラマ作家としての荒木さんがup!から得たイマジネーションは?

あの小さくて凝縮されたコンパクトなクルマというのは、ありきたりな言い方ですが"自分の足"になっていると。

気楽に乗れるサイズで、それこそ僕がジオラマで目指している「生活がその中に溶け込んでいる」という部分で、すごくマッチしたクルマだと思いました。

小さくてよくできている、コンパクトで機敏、しかも安全性が高いクルマが、ジオラマの中でちょこまかと動き回っているようなイメージに期待しています。

Chapter 8 実景?実車?「XXXXXXX」混乱を楽しもう!

今回の映像作品「up!-size」について教えてください

せっかくのコラボレーションなら、僕のジオラマと本物のup!というのが最も面白いんじゃないかということで。新しいup!のデザインにマッチしたイタリアのリゾート。そのジオラマの中にup!が存在する世界を作り出すというコンセプトでした。

そして、ジオラマなのか実写なのか、すべて実景なのかCGなのかがわからないような世界を目指してみようと。

CM用のジオラマは今までも作ってきましたが、あくまで脇役の脇役。今回はネタバラシまでがパフォーマンスで「実はジオラマなんですよ」と存在を知らしめる作品。これは僕が今まで最もやりたかった仕事の1つなので、そういう意味でもすごく嬉しいです。

実車とのコラボレーションという意味で、工夫した点はありますか。

実車とジオラマを合成するわけではなく、一緒の画面の中に存在させる試み。ジオラマ特有の小ささと、実車の本物感とかツヤ感に違和感があると、そこでたくらみが失敗してしまうわけですよね。

だから風景の中に溶け込む。映画のセットみたいなものですね。見た人が「え、ジオラマなの?」という疑いを持たないようなさりげなさですね。それが一番工夫した点です。

映像をご覧になる方々にはどのように感じて欲しいですか。

僕は背景としてのジオラマを作った、撮影する側はまた別の世界なので、そこにバトンを渡して。僕自身、すごく楽しみにしています(記者註:インタビューは映像の発表前に行っています)。

映像を見て、本物なの?up!がジオラマなの?建物がジオラマなの?という、頭の中での混乱。それを映像として最終的に楽しんでもらえればと思っています!

up!-size

どれがジオラマ?どれが本物?

動画に登場したup!で
ドライブに出かけよう。

New up!

SNS Campaign 2017.10.13 FRI - 11.14 TUE 23:59

今回制作した「荒木さとし×フォルクスワーゲン」コラボのジオラマフォルクスワーゲン グループ ジャパン公式SNSをフォロー&対象の投稿にコメント(Twitterはリツイート)していただいた方の中から、抽選でプレゼントします!

荒木さとしさん制作のジオラマアート

新しいup!のデザインにマッチしたイタリアのリゾートをイメージして作りました。ジオラマと実車が同じ画面に存在する不思議な世界です。

※写真は実物とは多少異なる点がございます。

※ジオラマは額に入った状態でお送りいたします。

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